【紅茶の産地から】生産者 マドゥワンティさんのご紹介
2020/10/08産地からの情報
スリランカ南部 北パッレガマ村 マドゥワンティさん
栽培記録のチェックを受けているマドゥワンティさん(左)とチェックしている現地スタッフのリーラ(真ん中)。農家にとって、栽培記録をきちんとつけ続けることが、有機栽培で一番大変な作業かもしれません。
茶農家育ちのマドゥワンティさんと夫のプリヤンタさんは、2010年ころから夫婦で茶栽培を始めていました。2019年3月から有機茶栽培農家協働グループ:エクサに参加して有機栽培で茶葉を育てています。
エクサへ参加したきっかけは、化学肥料を使わないことで自分たちの農作業中の健康被害を抑えらえ、15才、7才、4才の3人の子どもたちの健康を守るためにも良いと考えたことです。また、栽培したお茶が日本に届けられるということにも興味を持ったそうです。
まずは、所有する茶畑の30%ほどの面積から有機栽培に転換し始めました。将来的には全面積を有機茶畑にしたい、と話してくれました。
マドゥワンティさんの有機転換中の圃場。茶摘みの時の目線から。