スリランカ南部の森から、深く香る紅茶。
ルフナ産の紅茶の特色
スリランカのティーオークションで最高値をつける、ローグロウン(低地栽培)の紅茶です。
スリランカ紅茶の七大産地のひとつ、「ルフナ」。
紅茶の栽培地域の標高は、おおよそ600メートルまでで、ここで産出される茶葉はローグロウン(低地栽培)に分類されます。
ルフナ紅茶の特色は、赤みを帯びた美しい水色(すいしょく)と、甘みを感じる豊かな味わい。
その個性ある風味は、世界各地で広く愛飲されています。
また、茶畑にはパイナップルや胡椒、ヤシの木など様々な植物が混植されています。
こうした、人びとの営みに寄り添った栽培風景もローグロウン産地ならでは。
単一作物を大規模に栽培するプランテーションとは異なり、多様な植物とともに育む、生態系を大切にした農業によって、この紅茶はつくられています。
毎日飲みたくなる、やさしい紅茶

しっかりしたコクがありながら、渋みはおだやか。
「コクがあるのに渋みが少なく、飲みやすい」というお声をよくいただく、パルシックのルフナ紅茶。
口に含むと、豊かな味わいの中に、ほのかな甘みが広がります
まずは、淹れたてをストレートで。
茶葉そのものの風味と甘みをじっくりとお楽しみください。
しっかりとした味わいなので、ミルクティーはもちろん、スパイスをきかせたチャイにもよく合います。
暑い季節には、すっきりとアイスティーに。
ジャムを加えて、フルーティーな風味を楽しむのもおすすめです。
ストレートで、ミルクで、スパイスやジャムを合わせて。
気分や季節に合わせて、自由に楽しめる紅茶です。
日本ではまだあまり知られていないルフナ紅茶。
ぜひ、お気に入りの飲み方を見つけてみてください。
このお茶が生まれた理由
「子どもたちが、裸足で歩ける茶畑にしたい」
スリランカ南部、デニヤヤ。
豊かな森に囲まれたこの地域でも、かつては収穫量を増やすために、農薬や化学肥料を使った茶栽培が行われていました。
農薬を散布した後の畑に入り、茶葉を摘む。農薬に触れることで肌が荒れ、子どもたちを安心して畑であそばせることもできない——。
そんな環境を前に、農家たちは、それまでの茶づくりを見直すことを自ら選びました。
農家が自ら望んだ有機転換
有機JAS認証・フェアトレード——本物へのこだわりが詰まった一品。
「森林を開拓し、農薬を乱用してきたが、自分たちは森林の恩恵を受けて生きている。これ以上、自然破壊を続けたくない」——これは農家自身の言葉です。
隣接する「シンハラージャ森林保護区」はUNESCO世界遺産に登録された生物多様性の宝庫。
固有種・希少動植物の生息地であり、地域の水源でもあります。
農薬が土に染み込み、水源が汚れていく。
農家たちはそのことを、誰よりも肌で感じていました。
農家の声を地元スリランカのNGOが拾い、パルシックに相談してくれたことがきっかけで始まったこのプロジェクト。
2011年、「有機転換に挑戦したい」と手を挙げた25世帯が共同出荷グループ「エクサ」を結成しました。
最初にしたことは、牛を飼うことでした。
糞から堆肥を作り、化学肥料なしで土を育てる。
収量が落ち、収入も一時的に減る。
それでも農家たちは続けました。
2014年には日本の消費者のクラウドファンディング支援によりコンポストセンターを設置。
地域で堆肥を作りながら、有機栽培を続けられる環境を少しづつ整えていきました。
一杯の紅茶から、地域へ。
紅茶をつくり、届ける。その積み重ねが、地域の力にもなっています。
25世帯から始まったエクサは、現在75世帯の生産者グループへと成長しました。
パルシックは、生産者と直接つながり、紅茶を適正な価格で継続して買い取るフェアトレードに取り組んでいます。
その取引から生まれるソーシャルプレミアムは、生産者たち自身の話し合いによって、地域のために活用されています。
2017年にサイクロンが地域を襲った際には、エクサのメンバーがソーシャルプレミアムを食糧支援に活用。
自分たちも被災する中、地域に必要な支援を届けました。
また、ソーシャルプレミアムで建設したコミュニティーホールは、子どもたちの学びの場やエコツーリズムの拠点として活用されています。
パッケージのクジャクについて
ストーリーがある「特別な贈り物」を探しているあなたへ。
効率的な農業の開発が進み、山から追われ、村に降りてきたクジャクたち。農家は毎日のように茶畑でその姿を見かけます。「クジャクがまた山に戻れる環境に」——その願いがパッケージのモチーフになっています。
認証・品質の根拠

- 有機JAS認証
農薬や化学肥料に頼らず、有機JASの基準に沿って育てられたことを、第三者機関が確認しています。認証機関:Control Union Certifications 認証番号:CU 819777

- ディーバッグ素材:ソイロン
トウモロコシなど植物のデンプンを原料とする生分解性素材。使用後は土に還ります。

- フェアトレード
パルシックは2011年から取引を続けています。売上の一部は、生産者の暮らしや地域の発展に役立てられます。
スペック
- 産地
- スリランカ南部州ルフナ地方デニヤヤ
- 生産者
- Eksathグループ(75世帯)
- 原材料
- 有機紅茶(スリランカ産)
- 内容量
- リーフ100g/ティーバッグ2.0g×25個
- 認証
- 有機JAS(Control Union Certifications PRJ819777)
- ティーバッグ素材
- ソイロン(植物由来・生分解性)
- 産地標高
- 約400m
味のバランス
| 爽やかさ: | |
| 渋み: | |
| 甘み: | |
淹れ方

- ストレートで
まずはストレートで。熱湯を注いで3分蒸らすと甘みが出ます。

- アイスティー
アイスティーは急冷すると香りが立ちます。夏のアイスティーにも。

- ミルクティー
ミルクティーは少し濃いめに淹れてから。中東地域ではルフナティーをよくミルクティーに用います。

- 有機栽培
農薬・化学肥料不使用。自然と共生する茶づくり。

- 農家と共に
フェアトレードによって地域に還元される資金で、教育・環境・防災を支援。

- 自然と生きる
森・水・生きものを守る持続可能な農業。
