東ティモール通(と通になりたい人)に学ぶ、ツアー前の10の心得~後編~

ねもと

前編はこちら

 

⑥ ディリにオープンしたカフェ アロマティモールのおすすめは?

JUNKO:国産品を上手に使った美味しいスイーツ、8種類のハーブティー、若いティモール人バリスタが淹れるマウベシコーヒー。

TATSU:『プアオーバー(ハンドドリップ)』。素敵なバリスタたちがマウベシコーヒーの良さを引き出して一杯ずつ丁寧に抽出してくれます。個人的には常に清潔でコンセント、エアコン完備なところが一番の魅力です(笑)

⑦ 参加したツアーの中で特に覚えているエピソードはありますか?

きむら:マウベシで泊まったホテルの部屋が、3分に1回くらい停電していたこと。そのときに見た星空がとても美しかったこと。

たかはし:村に到着して、1杯目にいただいたコーヒーが美味しかったこと! お砂糖を入れてないのに、コクがあって甘く感じて、今まで飲んできたコーヒーのなかで1番美味しいコーヒーでした。未だにあれほど美味しいコーヒーに出会えていません。

⑧ ツアー中に困ったことがあれば教えてください。

ロバーツ:宿泊した農村では、ツアー一行のために、トイレをDIYで新設してくれました(土に穴を掘り、木で足の踏み場をつくり、木枠にカーテンをかけてくれた形)。清潔感があって素敵(!?)だったのですが、ご想像の通りいろいろと心許なく(笑)、常にトイレには2人1組(1人はやや離れたところで待つ)で行ってました。

きむら:お腹を壊しました……。コーヒー集落で丸一日ほど寝込む羽目になりましたが、パルシックスタッフや集落の皆さんがとても親切で、薬やスポーツドリンクなどもたくさん用意されていたので、そんなに困ったこととは言えないかもしれません。

たかはし:村に泊めてもらったときにツアー参加者の分の寝台を用意してくださっていたのですが、マットレスはない板敷きだったので、不慣れな自分は翌日少しだけ体が痛くなりました。

 

⑨ あなたが東ティモールで学び、今でも大事にしている感覚(考え方)があれば教えてください。住んでいる方は、住み始めて感じた自分の変化を1つ。

ロバーツ:たくさんたくさんあるのですが、ひとつあげるのなら、時間の流れと豊かさ、です。自分の生活がいかに、時間や物に支配されているのか、と考えさせられます。

きむら:自宅や外出先でのちょっとしたアクシデント(停電、何かが壊れる、時間に遅れる、鍵がない、などなど)にイライラしない。慌てない。誰かや自分を責めない。最終的にはなんとかなるし、うまくいく!

たかはし:東ティモールのように、経済的に大変だとしても、子どもが笑いながら、走り回っていられる環境を守るにはどうしたらいいのかな、と考え続けています。

JUNKO:ひとりは気楽だけどつまらない、と思うようになったこと。

TATSU:ホンジュラスやアメリカで暮らしたことがあるなかで、「海外は気を張って過ごすもの」という意識でしたが、東ティモールの人はおおらかで優しく、穏やかな気持ちで過ごせているところです。

⑩ ずばり、参加を検討している人に一言!

ロバーツ:ツアーのあとは、日本で飲む1杯のコーヒーの美味しさが変わります。東ティモールのコーヒーをつくる人たちと出会いに、ぜひ足を運んでください。

きむら:何はなくとも正露丸を持っていくことを強くお勧めします! 冗談はさておき(かなり本気のアドバイスではあるんですが)、日本ではなかなか感じられない伸びやかな気持ちを感じられる旅になると思います。迷っているなら、一度は行ってみることをお勧めします!!

たかはし:村での美味しいコーヒーをぜひ、味わっていただきたいです!

JUNKO:一般の観光では絶対に体験することのできない、ディープな東ティモールをご案内します。

TATSU:文章や動画では伝わり切らない魅力が現地にはあります。まだ産地訪問したことない人には新鮮な体験が、訪問したことある人には新たな発見が期待できる旅にぜひ!

 

東ティモール 美味しいコーヒーに出会う旅 ~ 農家との交流からコーヒーフェスティバルまで

訪問地:東ティモール(ディリ、マウベシ)
開催時期:2022年10月25日(火)~11月1日(火)8日間
申込締切:2022年9月12日(月)
ツアー詳細:https://parmarche.com/pages/news/2022/08/02/1932/

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