東ティモール通(と通になりたい人)に学ぶ、ツアー前の10の心得~前編~

ねもと

オフラインで3年ぶりに東ティモールのスタディーツアーが開催されます! コーヒーフェスティバルをはじめ、産地訪問とはまた別の東ティモールのコーヒーの魅力を体験してもらえる8日間を予定しています。東ティモールツアーに参加したことのあるパルシックスタッフと現地職員にツアーにまつわるあれそれを聞いてきたので、ツアーの参加をご検討されている方も、していないけれど東ティモールにご関心のある方も、ぜひ旅程を眺めながら読んでみてください~。

東ティモール 美味しいコーヒーに出会う旅 ~ 農家との交流からコーヒーフェスティバルまで

訪問地:東ティモール(ディリ、マウベシ)
開催時期:2022年10月25日(火)~11月1日(火)8日間
申込締切:2022年9月12日(月)
ツアー詳細:https://parmarche.com/pages/news/2022/08/02/1932/

以下、東ティモール通と通になりたい面々をご紹介いたします。

ロバーツ:パルシックのフェアトレード担当。2012年の東ティモールツアーの引率者。
趣味:食と旅にまつわることの読書
座右の銘:It is not half so important to know as to feel.
     (知ることは、感じることの半分も大事ではない)

きむら:パルシックのフェアトレード兼経理担当。2012年の東ティモールツアーに参加。以来虜に。
趣味:音楽鑑賞
座右の銘:笑う門には福来る

たかはし:パルシックの民際協力事業担当。2013年の東ティモールツアーに参加。
趣味:読書、美味しいものを食べたり飲んだりしにでかけること
座右の銘:百聞は一見に如かず

JUNKO:パルシック東ティモール事務所代表。東ティモール在住歴20年。
趣味:読書、山歩き
座右の銘:笑う門には福来る

TATSU:東ティモール在住歴1年半のパルシックスタッフ。コーヒー畑の改善事業に絶賛取り組み中。
趣味:ジョギング、フットサル
座右の銘:明日は明日の風が吹く

① 東ティモールってどんなところ?

ロバーツ:なぜか一度でも足を踏み入れた多くの人にとって、その先、目が離せない存在になってしまう国……。

きむら:太陽の光と子どもたちの笑顔と素敵な音楽があふれているところ!

たかはし:東南アジアなのに、草原が広がる不思議な感覚を楽しめるところ。

JUNKO:手つかずの自然、おおらかな人びと、海に沈む夕日の美しい国。

TATSU:とてもあたたかい人が多く、安心して生活ができる国です。

② 今回ツアーで訪問する首都ディリとコーヒー産地のマウベシについて教えてください。

TATSU:ディリは海の近く、マウベシはそこから標高1,300m以上あがったところにあります。マウベシは涼しくて過ごしやすいですが、ディリは暑くて苦手……な僕でもきれいな海を見ながら飲むビールは大好きです!

 

③ 年に1回開催されるコーヒーフェスティバルってどんなものでしょう?

ロバーツ:農家さんにはじまり、コーヒー鑑定士に一般のコーヒー好きの人などなど……、東ティモールでコーヒーに関わるすべての方が参加する、「コーヒーの国ならでは!」のイベント。大小さまざまなイベントがこの1週間に開催されています!

JUNKO:東ティモールでコーヒーに関わる人たちが年に一度、その年の成果を一緒に祝う機会です。特に全国のコーヒー生産者がその年のコーヒー豆サンプルを出展し、品質を確認するカッピングコンペティションは、国際審査員も参加して上位10サンプルを表彰します。閉会式で表彰される生産者の誇らしげな顔に、その年の疲れが癒されます。

TATSU:以前、フェスティバルの目玉のカッピングコンテストでコカマウ組合員が6位入賞したことがありました。そのときの記念写真に写っているみんながとても誇らしげだったのが印象的でした。毎年おこなわれるこの品評会は、農家さんの美味しいコーヒーづくりへのモチベーションにつながっています。

④ 農村滞在で覚えているエピソードを1つ!

ロバーツ:朝起きて散歩に出ると、深い霧が広がっていました。コーヒーの木々と一緒に雲海に包まれているんだ、と思って感動した瞬間です。ちなみに、この朝もやの中、村の人と行き違う度に「マリリン」と話しかけてくれる言葉の響きがかわいかったです。寒いね~、という意味のようです。(決して、あなたがモンローさんに似ているという事ではありませんので、勘違いなきよう)

きむら:夕方くらいから集落の皆さんと一緒に食事の準備をしたのですが、楽しそうにおしゃべりしながら、歌いながらで一向に進まず、もしかしてこれは明日の朝食の下ごしらえかな?と思っていたら、その日の夕食だったこと。

たかはし:朝早くから村の人たちと豆を炒ってコーヒーを淹れる体験が楽しかったです!

 

⑤ 農村滞在の魅力は何だと思いますか?

JUNKO:無邪気な子ども、あたたかなもてなし、風にたなびくモクマオウの葉擦れの音、三石かまどでとる暖、満天の星空。

TATSU:自然と一緒に生きているという感覚を味わえること。

後編はこちら

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