飲むだけじゃない!ハーブの活用法 – ハーブチンキ –

なかむら

いよいよ冬本番、ハーブティーで温まりたくなる季節になりました。

賞味期限間近のハーブがたくさん手元にあり、飲むだけでは消費しきれなかったので、ハーブティー以外での活用法を調べて「ハーブチンキ」を作ってみました。

「チンキ」という言葉、聞き慣れないですが、調べてみるとどうやら英語のティンクチャ―(Tincture)が日本語風に略されて「チンキ」となったようです。

tincture

「〈…に〉〔…の〕気味[臭味]を帯びさせる 〔with〕.」
weblio辞書より

ちなみに、昭和世代の方はご存じ、子どものころ擦り傷に塗っていた「赤チン」も「チンキ」から来ていることが分かりました。

あか‐チン【赤チン】

「〘名〙 (「チン」は「チンキ」の略) マーキュロクロムの水溶液の俗称。外用の殺菌、消毒剤として用いられる。」
コトバンクより

話が逸れてしまいましたが、ハーブチンキはドライハーブをアルコールに漬け置くだけで簡単に作れます。水では抽出されないハーブの有効成分がアルコールに溶けだすのだそうです。それゆえに入浴剤や化粧水、うがい薬などに活用できるということで、寒い季節にも役立ちそうです。

ドライハーブで作るハーブチンキ

準備するもの
 ①.ドライハーブ(今回はアロマ・ティモール レモングラス使用)
 ②.ウォッカ または ホワイトリカー
 ③.空き瓶

作り方はとても簡単で、
 1. 空き瓶は煮沸消毒して冷ます。
 2. 瓶にドライハーブをいれ、②をそそぐ。
 3. 蓋をして、冷暗所で約2週間保管する。
という3ステップです。

今回はレモングラス20gに対し、ウォッカを200cc入れました。保管時は、瓶に最近はやりの蜜蝋エコラップを巻いて暗くして、リビングに置いておきました。

2週間がたち、レモングラスのハーブチンキのできあがり。

ハーブを浸しておいたウォッカはレモングラス色になり、ハーブの成分がたっぷり染み出している様子です。瓶のふたを開けるととっても良い香り。入浴時に湯船にいれると、ハーブの香りでリラックスタイムが過ごせるし、お肌がしっとりします。そしてもちろん、大人の飲み物として、レモングラスウォッカをロックやソーダ割でおいしくいただきました。

ちまたにはまだまだハーブの活用法がありそうです。情報収集をしてまた試してみようと思います。

 

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