Story 4 安心安全な理由

アールグレイ紅茶、ルフナ紅茶の産地、スリランカ南部のデニヤヤ地方は1988年にユネスコの自然遺産に登録されたシンハラ―ジャ森林保護区に隣接する地方です。森林内に木々が鬱蒼と生い茂り、豊かな水は周辺の農家の水源ともなっています。カオムラサキ・ラングーンやセイロンサンジャクなどのスリランカ固有種の動物がいます。

シンハラージャの森の周辺の茶畑で化学肥料を使うことは、この自然環境を損なって、水源の水の汚染にもつながります。パルシックのアールグレイ紅茶の原料の茶葉を栽培しているデニヤヤの農家のグループ、エクサのメンバーはこの地域の自然環境を守りたいと思っています。そのために化学肥料や農薬を一切使わずに茶葉を栽培しています。そして、茶の木の間に果物の木やスパイスを植え、地域の子どもたちに環境教育を行い、ごみの分別収集などにも取り組み始めています。

産地の環境を守ることは、紅茶を楽しむ私たちの安心安全でもあります。

紅茶は、茶葉を直接抽出して飲むものです。農薬や化学肥料を散布してから2週間は茶摘みをしないというルールがあるとはいえ、農薬や化学肥料を使って育てた茶葉は心配です。地域の環境を守るエクサの農家さんたちが育て、有機紅茶の加工を行っているピアセナ博士が運営する工場で加工された紅茶は、安心して飲むことができます。

シンハラージャ森林保護区の風景

Story1 アールグレイ紅茶 / ルフナ紅茶との出会い Story2 アールグレイ紅茶をつくる人 Story3 味わいの秘密 Story4 安心安全な理由 Story5 アールグレイ紅茶/ルフナ紅茶でつながる「円=縁」 Story6 紅茶で広げる「円=縁」

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