世界とあなたをつなぐ、コーヒーでつながる
コカマウは国際市場に通用する品質のコーヒーを作ることができるようになりました。その結果、例えば自分たちの畑で採れたコーヒー豆(生豆換算)1kgあたりで、各メンバーは3.2ドルを受けとります。
3,000人の生活を支えるコーヒー
コカマウ組合のメンバー560世帯がひと家族5人とすると、カフェ・ティモールは約3,000人以上の生活を支えていることになります。
パルシックは2002年からコーヒー生産者の支援を開始しました。集落ごとに機材を提供し、コーヒー加工の技術指導をしてきました。生産者協同組合(コカマウ)を作り、このコーヒー収穫・加工作業を協同組合の事業として行っています。
とはいえ、彼らの生活はまだまだ苦しい状態です。パルシックはさらに、インドネシア占領時代とそれに続く動乱期に手入れされず老朽化したコーヒーを植替えたり、技術指導や苗木の育成、機材の提供などを協力しています。また、女性たちの生計向上を目指し、食品加工支援も行っています。コーヒー作りを支えながらも、コーヒーだけに依存しないで良いような農業の多角化を目指しています。
美味しいコーヒーを通じて生産者と消費者を笑顔で繋ぐ、橋渡しをしたいと考えています。