コーヒーの加工場にソーラーパネル導入!
2026/01/14
私たちの手元にコーヒーが届くまでには、加工、輸送、焙煎など、その過程でたくさんのエネルギーが使われています。
このたび、東ティモールの首都、ディリにある二次次加工場(乾燥したコーヒーを脱殻し、選別・袋詰めを行う工場)にソーラーパネルを設置し、工場で使用する電力の一部を再生可能エネルギーでまかなえるようになりました。発電された電気は、工場内の照明やファンの稼働に使われています。この先、クーラーの電源にも使われる予定です。また電力の安定しない東ティモールで、電気が止まった時の工場のバックアップ用の電源にもなります。
コーヒーの品質を守るため、また加工場で働く人たちの健康のためにも、温度や湿度の管理は欠かせません。安定した電力の確保は、日々の品質管理を支える大切な要素です。


今回設置したソーラーパネルは、静岡県菊川市の株式会社流通サービスさんより、無償でご提供いただきました。茶畑の上に遮光を兼ねたソーラーパネルを設置し、持続可能な農業に取り組まれている流通サービスさん。代表の服部さんから「中古のソーラーパネルがあるけれど、海外で再活用しませんか?」とお声がけいただいたことがきっかけで、導入が実現しました。
とはいえ、導入決定から東ティモールに届くまでに約1年数ヶ月、さらに現地で工場稼働に至るまでに約1年弱と、本当に長い道のりでした。輸出入の手続きや設置にあたっては、日本と東ティモールの多くの業者・エンジニアの皆さまにサポートいただきました。
ソーラーパネルを設置したディリの二次加工場の工場長アカイからのコメントです。
「工場の運営において、環境にやさしいエネルギーを使用できることは、私にとっても理想的な取り組みです。このたびソーラーパネルをご寄付いただいた流通サービスさま、協力してくださった業者の皆さまに、心より感謝申し上げます。」

電力を「買う」のではなく、「つくる」こと。 「捨てる」のではなく、「活かす」こと。
これからも、関わるすべての人とつながりの輪を広げながら、本当においしいコーヒーづくりを目指していきます。
ソーラーパネル設置概要
• 設置パネル:105枚
• 総発電容量:15 kW 主な使用先
• 脱殻場および手選別場:電気供給・ファン
• 生豆の保存場所:電気供給・クーラー
• 事務スペース:電気供給、クーラー



