東ティモールより届いたハーブの収穫風景
2025/09/05
日本各地を熱暑が襲う日々がまだまだ続きますね。暑さまっさかりの午後には、冷やしたアイスティーやハーブティーで一息つきたいところです。
パルシックの有機ハーブティー「アロマ・ティモール」は、南半球の東ティモールで製造されています。赤道付近(南緯9度ほど)にある島国ですがこの時分は乾季にあたり、標高の高い生産地ではまばゆい陽光の中でも涼しい風を感じられる季節です。
今年の6月の国際女性デーでは、東ティモール事務所代表の伊藤が「東ティモールの女性がつくるハーブティー」と題した講演をさせていただきましたが、このたび現地よりハーブ収穫の風景が届いたので紹介します。
ハーブの選別を行っているのは、クラリナさんとお嫁さんのジュディットさん(そして、可愛いあんよを向けているのは5ヶ月のお子さんだそうです)。この日、クラリナさんは歩いて1時間ちょっとかかる有機栽培のハーブの圃場まで収穫に行ってきたそうです。
今回収穫されたフレッシュなスペアミント。さっそく摘みたてのハーブをきれいな水で洗ったら、乾燥作業に入ります。パルシックはハーブのほかにも、花卉栽培やコーヒー生産・販売などの事業も展開しており、現地スタッフは東ティモールの各地を転々とモニタリングに回る日々です。そんな中で、ハーブの収穫と乾燥作業に遭遇する機会は少なく、久々に立ち会えた光景でした。
「アロマ・ティモール」の製品は、東ティモール国内はもちろん、日本を含めた海外のフェアトレード市場へと出荷されます。手摘み、手作業で生産されるハーブティーが確かな収入源となり、子どもたちや家族の生活を支えていけることに、女性たちも手ごたえを感じながら日々取り組んでいます。
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