5月のフェアトレード月間に合わせた社内販売会を開催しました

かむら

5月のフェアトレード月間のある平日のお昼、都内にある株式会社セールスフォース・ジャパンさんの社内ソーシャルエリアをお借りして、フェアトレードイベントを開催しました。

内容は約1時間半で東ティモールのコーヒーが届くまでの講演、コーヒー生豆に実際に触れたり、焙煎したコーヒーをハンドドリップしたりしてみる体験、フェアトレード商品の販売会など、盛りだくさんの内容でした。

お昼休みを利用しての参加のため、参加者のみなさんはランチを食べながらのリラックスした雰囲気で行われました。

 

東ティモールという国の現状、そこで栽培されているコーヒーの畑のこと、参加者のみなさんにとっては普段聞きなれない話ばかりだったと思います。にもかかわらずみなさん熱心に聞いて下さり、講演会という形ではなく自然とフェアトレードコーヒーの現場の話を聞くという雰囲気がとても心地よかったです。

商品販売では、講演を聞いてカフェ・ティモール200gの焙煎豆が飛ぶように売れました。またコーヒーのおともに、紅茶羊羹も手にして下さる方も多くいらっしゃいました。

参加者の中に目の不自由な方がおられました。私がドリップパックをおすすめしたところ、ドリップパックは1杯ごと飲めるのは大変便利な一方で、袋をあけ、マグカップにパックの両耳をひっかけて、真ん中にお湯をいれるという行為はとても難しいのだというご意見を伺いました。その方は紅茶もお好きだということで、ティーバッグをご購入いただきましたが、ドリップパックの便利ではない面についてご意見を聞けたことは、私にとってはとても新たな気付きとなりました。ぜひ今後の商品開発に、今回のご意見を生かしたいと思います。

対面での販売は、リアルに商品に対するご意見や商品を選ぶときに何に迷っているのかを知ることができる、貴重な場なんだな、と改めて感じた私でした。こうした働く人びとの隙間時間の有効活用の場に、今後もお邪魔させてもらえる機会を増やしていきたいです。

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