東ティモールコーヒー2025 コカマウ組合・FES連合の生豆入荷

かむら

今年も日本の夏は早く訪れ、そして猛暑だったため、日本と対照的な緯度に位置する東ティモールは気温が低い日が続くかもしれないと心配した2025年の夏でしたが、ありがたいことに8月のコーヒーツアーで訪れたコーヒー畑ではたくさんの赤い実に出会い、今年は豊作の年になりました。

産地では、コーヒー収穫シーズンの開始以降、パーチメント(内果皮)がついたコーヒー豆が、夜暗くなっても次々に運ばれ、一次は倉庫に入らないくらいの量となり、コーヒー担当スタッフの間では嬉しい悲鳴があがりました。 その後、首都ディリにある二次加工場にコーヒー豆を何度も往復して輸送して、脱穀、選別を行い、予定通り10月より日本に届いています。

今年は、地域に還元する活動への意識が高いエルメラのコーヒー生産者、FES連合からもコーヒーが集まり、有機JAS認証を取得しているコカマウ組合のコーヒー豆、農薬は使っていないが有機認証取得はまだこれからのFES連合のコーヒー豆という2種類が入荷しています。

コーヒーを通じて地域に還元する取り組みがパルシックとつながって広がっていくのは嬉しいことで、いい2025年のコーヒーシーズンでした。

カトリックの国、東ティモールにとってクリスマスは特別な時間です。コーヒー生産者のみなさんも豊作による収穫の疲れを癒しつつ、家族団らんの時間を過ごせていることを願います。私たちも東ティモールコーヒーでほっと一息つき、コーヒーで繋がる作る人と飲む人、どちらにもくつろげる時間を提供できていたら嬉しいです。

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